知ってる?アラスカ州
日本から最も近いアメリカ、アラスカ州。
ハワイ州を除く他の48州からカナダを挟み飛び地になった場所にあります。
州都はジュノー、面積は約152万平方キロメートル、日本の4倍!人口は約32万5000人です。
ロシアは当時石油の出なかったアラスカを1平方キロメートル当たり4.74ドル、総額720万ドルで売ったのです。現在だと1億 1300万ドル。格安です!!
こうして1912年にアラスカ準州、 1959年にはアラスカ州となりました。
しかしアラスカの歴史が始まったのはもっと昔。
続いてエスキモーが。
エスキモーは北極海沿岸で海洋動物の狩猟を、ネイティブアメリカンは内陸でヘラジカやカリブーなどの狩猟を中心とした生活を1万年以上続けてきたとみられています。
1648年ロシアの探検家がアラスカにたどり着き、1728年にやってきたヴィトゥス・ベーリングが命名しました。
ロシアはアラスカを植民し海洋動物の毛皮を採集していましたが、事業が成り立たなくなったことに加えクリミア戦争後の財政難により、上記のようにアメリカに売り渡しました。
20世紀初めのゴールドラッシュ時にはアラスカでも金鉱が発見され何万人もの探鉱者がアラスカにやってきました。
1968年には油田の発見。
ゴールドラッシュや油田ブーム、毛皮や海産物貿易などによる一攫千金を夢みて、多くの人がアラスカに移り住んできました。